Garden for Bird /  野鳥の来る庭

 

 

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エコガーデニング, エコガーデン, デザイン, 野鳥と食餌木, バードフィーダー, バードバス, 巣箱の作り方 

 野鳥は採餌し、休息し、繁殖するための自生種の樹木が必要です。 野鳥と食餌木との関係を良く調べて、樹種を選定してください。


 四季それぞれの季節に、バランスよく餌を供給できるよう、できるだけ多種の自生種を植えましょう。 特に餌の少なくなる冬に花を咲かせ、実をつける自生種の植物を植えることが大切です。


  野鳥と食餌木

  野鳥はその種ごとに餌を採る場所が異なります。 高木、中高木、低木、下草などの多階層の実のなる植物を用意してやると多種の野鳥がやってきます。

 また落ち葉の堆積する腐葉土のある地面を用意してやると、多くの甲虫やミミズなどの土壌生物が利用でき、またそれらはカワラヒワやツグミ、ムクドリなど地上で餌を採る野鳥の餌となります。

野鳥の生活圏

「ルーラル・ランドスケープ・デザインの手法」より転載


当サイトでは、主な野鳥と食餌木のデータベース用意しました。 樹種選定の参考としてご利用ください。

野鳥と食餌木データベース

注)データベース・ファイル読み込み時にパスワード入力を要求するダイヤログボックスが表示された場合にはキャンセル・ボタンをクリックして進んでください。


  バードフィーダー/給餌器

「GARDEN PLANNING」 より転載

 餌がすくなくなる冬のシーズン以外はバードフィーダーで大量の餌を継続的に与えることは彼らの自然適応能力を損なってしまうので、できるだけ多くの食餌木を植えることに努め、バードフィーダーを使用する場合は、給餌は少なめにするとともに、春になって自然の中の餌が豊富になってきたら徐々に給餌をやめるようにしましょう。

 また給餌台を用意する場合は、台に水が溜まらぬよう水抜き穴をつけ、採餌中に猫などの外敵に襲われないよう、1.5メートルくらいの高さの支柱に固定します。 雪の多い地域では、積雪で餌が隠れてしまうのを防ぐため屋根をつけましょう。


巣箱を作ろう

 野鳥たちは、枯れ枝や枯れ草、羽毛、コケなどを利用して芸術的とさえいえる巣を作りますが、最近は住宅地の開発等によって営巣場所が奪われ、巣をかけることが難しくなっています。 それぞれの野鳥にあった巣箱を用意してやると高い確率で使用されます。 

 シジュウカラの場合は、営巣すると一度に8〜10個程度のタマゴを産み、2週間くらい抱卵すると雛が孵ります。 さらに2週間くらいすると雛鳥は巣立ちます。 通常親鳥はまもなく巣に戻り、再び産卵しますから運が良ければあなたは短期間に2度もせっせと青虫を雛たちに運ぶ親鳥の懸命な子育てと、可愛い雛たちの巣立ちを間近で観察することができます。

 「一匹のシジュウカラが青虫を年間10万匹食べるので、環境に配慮したゴルフ場が薬剤散布をやめ、シジュウカラのために巣箱をかけた。」というニュースが話題になったことがありました。
 このデータはどこから来たのか調べてみると、実はこれは体重約17gのシジュウカラが、日に約3gの餌を食べるとして、これを体重10mgの青虫で賄うと考えた場合の試算結果(3gx365日÷0.01g/匹=11万匹)が誤って引用されたようです。
 実際には青虫だけを食べているわけではないので、年間10万匹というのはややオーバーな表現ですが、シジュウカラの巣箱かけが殺虫剤の散布に比べ、より野生生物に配慮した対応だと言えます。 

羽毛のベッドに収まった卵 卵を抱く親鳥 孵化したばかりの雛鳥

巣立ち間近の雛鳥


巣箱作りで大切なことは、巣穴の直径と巣箱の取り付け方です。 野鳥はそれぞれそのからだのサイズに応じて巣穴の大きさを決めるので、そのサイズを間違うと期待した野鳥に利用されません。

猫やヘビ、カラスなどの他の野鳥に襲われないよう近くに足がかりのない樹の1.5メートル以上の高さに取り付けましょう。 また雨水が入らぬよう少し前に傾けて取り付け、底には水抜きのための穴を多めに開けておきます。

 定期的に点検して自生種ではない動物の住処にならないように管理しましょう。

 


鳥種に合わせた巣箱のサイズと取付け高さ

鳥の名前

巣箱の大きさ(内法cm)

取付け高さ(m)

高さ 奥行き 孔径 孔の高さ
オシドリ/
アオバズク
45〜55 20〜30 20〜30 10〜12 25〜50 4〜10
フクロウ 45〜55 30 30 15 30〜35 5〜10
ブッポウソウ 30〜40 24 20 9〜12 24〜30 5以上
コゲラ 25〜30 11 11 3 15 4以上
シジュウカラ科 18〜25 12〜15 12〜15 2.8〜3 12〜15 2以上
ゴジュウカラ 30 16 16 3 20 3以上
スズメ 30 15〜16 15〜16 3 18〜20 4以上
ムクドリ 35〜45 18〜21 18〜21 5〜8 30〜40 4以上
コムクドリ 30 16〜18 16〜18 4 20 5以上
キセキレイ 24 16 16 12x16 6 1〜6
キビタキ 20 10 10 12x10 6 2〜3

          ㈶日本鳥類保護連盟-「まもろう鳥 みどり 自然」 より転載

 


バードバス/水場

 市街地開発によって、自然の水辺を見つけることが困難になっている野鳥たちにとって、水を飲んだり水浴びをしたりするための水場として、バードバスは極めて貴重な施設となります。 水場として流れのある池などを庭に用意できればベストですが、市販のバードバスやプラスチックの鉢皿、水盤などの浅い容器も利用できます。

 バードバスは、警戒心を和らげるため、窓から離れた場所で、飼い猫などのペットに襲われる危険のない場所へ設置します。水深は1〜3センチくらいが適当です。深さは小石、砂利、砂等で調整します。 

                              


次は華麗な蝶の舞う庭づくりです。

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