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 Eco-Gardening Society / エコガーデニング協会

 

エコガーデニング協会

 当サイトを運営しているエコガーデニング協会は、エコガーデニングの考え方の提案とその推進のために、2003年1月に設立されました。

 当サイトは、エコガーデニングという新しい考え方による家庭での日々の庭づくり/ガーデニングを通じて、地域の生態系への理解を深めながら、その保全と生物の多様性の保全に貢献すると共に、生活者のライフスタイルを生き物のつながりや物質循環、エネルギーの流れなどに配慮したものに転換させ、21世紀の課題である「持続可能な社会の形成」に貢献するための情報を提供することを目的としてつくられました。

 あなたの庭がたとえその一部でもエコガーデンに変わり、あなたの地域のそして日本の生態系がより豊かになり、私たちが祖先から受け継いだこの美しい日本の自然をそのまま次世代へ引き継ぐことに、このサイトがいささかなりとも貢献できることを切望しています。

 

理事長 安福 敏行 

 神戸大学工学部卒
 兵庫県立淡路景観園芸学校景観園芸専門課程
 (現 兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科)卒

 兵庫県 景観園芸士 第77号
 日本家庭園芸普及協会 グリーンアドバイザー 第12−0929号


ニュース

2015.02.01 環境省が01.31に公表した「自然公園の法面緑化指針(案)に対するパブリックコメントの募集(http://www.env.go.jp/press/100272.html)に対して、「エコガーデニング協会としての意見具申をしました。  

意見内容は、以下の通りです。
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「自然公園における法面緑化指針(案)への意見」

私共の「エコガーデニング協会」では、その公式サイトにおいて2003年以来、地域生態系の保全と生物多様性の確保における自生種植栽の重要性および外来種植物による地域生態系と生物多様性への悪影響について、啓発をして来ました。  また「道路建設工事の法面植栽に使用されているイタチハギが南アルプスや八ヶ岳などの森林植生を変えつつある」と公共工事における法面緑化での外来種植物の使用による地域生態系への悪影響についても言及してきました。
 
サイト開設当時は、外来生物法も出来たばかりで、そこで要注意外来生物としてリストアップされていたのは動物に限られており、植物についてはまったくその対象となっていませんでした。
それから10余年の歳月を経て、植物にも外来生物法が適用されるようになり、今回の指針(案)のように、自然公園内のみではあっても法面緑化における外来植物の規制について議論されるようになってきたのは喜ばしいことだと思います。

環境省のサイトで公開された「自然公園における法面緑化指針(案)」および参考資料の「自然公園における法面緑化指針解説編(案)」を読んでみました。

結論から先に言えば、この指針(案)は、「生物多様性の確保」という新しい「自然公園法」の趣旨には適っておらず、再検討の余地が残っていると思います。

この指針の目的は『「生物の多様性の確保に寄与すること」を前提として、自然公園内において、生態系、種、遺伝子の3 つのレベルでの生物多様性の保全に配慮し、周辺の環境と調和した自然回復を最終目的とする法面・斜面の緑化を行うため』であると書いてあります。

また最新の自然公園法では、その第三条第2 項(国等の責務)で、「国及び地方公共団体は、自然公園に生息し、又は生育する動植物の保護が自然公園の風景の保護に重要であることにかんがみ、自然公園における生態系の多様性の確保その他の生物の多様性の確保を旨として、自然公園の風景の保護に関する施策を講ずるものとする。」と定めています。

したがって、今回の新しい「自然公園における法面緑化指針」もこの法の精神に則ったものであるべきで、解説の中にも「緑化の対象となる斜面についても、周辺の森林等と相まって、多様な生態系を構成する要素となることから、地域の自然環境の歴史性や周辺の生態系との相互作用等を考慮することが重要となる。」「法面についても、それ自体が多様な植物の生育の場となるだけでなく、それらの植物を餌として利用する昆虫類を始めとする多種多様な生物の生息環境を提供することで、地域の種の多様性を支えている。」と書いてあり、指針の検討に際して検討会の各委員にはその認識があったことがうかがえます。

ところが、公開された指針(案)を見ると、植物に限定した記述しかありません。 これは改定しようとしている「旧法面緑化指針」が、生態系の保全や生物多様性の確保という新たな環境保全への考え方が生まれる前の前近代的指針であったにもかかわらず、新たな「自然公園法」に則って改定すべきであった新指針の検討過程においても、旧指針と同様に法面緑化植物についてのみ検討すればよいとの古い概念を踏襲してしまったのではないかと思われます。

地域の生物多様性の確保を謳う新たな自然公園法のもとでは、法面緑化についても旧来の「植物のみ」を検討対象としたものから、地域生態系を構成する「すべての生物」を対象として捉えた上での緑化を考えた指針に改定する必要があり、指針(案)では、その視点が欠けていることをまず指摘しておきたいと思います。

少し補足すると、この指針の適用範囲は「自然公園において、公園事業の執行及び諸行為によって生ずる裸地並びに自然発生の荒廃地などの法面・斜面を対象」としており、その対象としている地域がかなり広範囲になると思われます。 この改変に対する生物多様性の確保のための修復指針であれば、緑化指針においても改変前にその場所に生息、生育していた動物等に対する配慮が当然必要になります。 生物多様性の確保のためには、数年後に植物だけが元のもしくは改善された植生になればよいというわけでなく、その過程において、かつてその地域にいた動物等が生育環境を奪われずに棲息し続けていることが重要です。 動植物の相互関係を無視して生態系の保全や生物多様性の確保はできません。

二点目として指摘したいのは、仮にこの指針により、生物多様性の確保という観点から見ても理想的であると思われる法面緑化が完了できたとして、初期緑化目標群落成立までの予想期間としている施工後5 年〜10 年の間およびそれ以降における維持管理、特に外来種の侵入防止策について、防止のための新技術への言及はあっても具体策の明記がないことに疑問を感じます。

「入れない」「捨てない」「拡げない」の外来種被害予防三原則が書いてありますが、例えば現実に一般公開された自然公園内へ入園する車や人に付着してくる外来種の種子をどのように排除するのでしょう。 自然公園公開後の外来種による被害予防のための具体策が無ければ、仮に修復作業がうまくいっても、時を経ずして被害が発生することでしょう。 生物多様性の確保とその持続性において、より具体的で実効のある指針の作成が求められます。

三点目は、指針の適用外とした施設についてです。
「スキー場やゴルフ場、耕作地・牧草地等にある法面について、恒常的な利用・管理によって緑化植物が施工地から周辺へ逸出することなく適切にコントロールされることを前提として、本指針適用の限りとしない」としていますが、果たしてこれで地域の生物多様性の確保はできるでしょうか。 自然公園の法面以上の広大な面積を有するこれら施設からの水や空気の流れ、動物の移動等によって、外来種植物の種子が逸出、拡散しその生育範囲を拡大して、地域の生物多様性を毀損している現状を無視した前提だと思います。 これらの施設についても明確な指針が必要だと思います。

最後に環境省等関係各省にもう一言付け加えさせていただければ、地域における生物多様性の確保は、自然公園の中だけで実現できるものではないということです。 公園や街路、高速道路や一般道等の公的スペースはもちろん、企業や個人の私的スペースの緑化に対しても、「生物多様性確保のための新たな緑化指針」が制定されることが必要であり、その実現を強く望みます。

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2014.11.07 「エコガーデニング」協会のFacebook を開設しました。 本サイトの各ページ下にある

 アイコンをクリックしていただければ、閲覧できます。

2014.11.07 2015年4月より、「ひるぜんリザーブ」庭園および園内のエコハウス「波羅斐荘」を撮影用ならびにイベント用に貸し出す事業を開始します。 詳細は、レンタルランドスケープスタジオ「波羅斐荘」の告知サイト「波羅斐荘」http://mrt158.wix.com/haraiso )をご参照ください。

2014.10.25 2015年4月より、モデル庭園「ひるぜんリザーブ」にて、エコガーデニング・レッスン」プログラムを開始します。 詳細はエコガーデニング教育センターの告知サイト「ひるぜんリザーブ」  
http://mrt158.wix.com/hiruzen-reserve )をご参照ください。

エコガーデニング教育センター「ひるぜんリザーブ」サイト・トップページ

 

2009.12 ヤフーブログにて「エコガ−デニング講座」を開講しました。 
   http://blogs.yahoo.co.jp/mr_ecogardening/10198277.html 

2007.09.10 「主婦と生活社」発行の「すてきなガーデンデザイン」9月号、『ほっこりモダン和風の庭』で「エコ・ガーデニングとその考え方」と当サイトが紹介されました。

 


 2006.07.20 NHK 教育TV「住まい自分流」テキスト8・9月号にて、−より良い暮らしの情報源−として、『いのち育む庭づくり−エコガーデニング』サイトが紹介されました。 以下抄録。

 

 

 「野生生物が訪れる庭づくりで地域の生態系を豊かにする」

 家庭の庭をできる限り地域の自然環境に近づければ、野生生物たちにちょっとした隠れ家を提供できる。 その具体的な方法である、いのち育む庭づくり「エコガーデニング」を提案しているのが、このサイト。 個人の住宅に付属する庭は、地域の自然にとってあまり影響のない場所だと思われがちだが、庭での私たちの行動=ガーデニングは、地域の自然環境に良い影響も悪い影響も及ぼすという。 
 植物を楽しむだけの庭から、地域の多様な生物のための生息環境へと転換させることができれば、個人の庭は、健全な地域生態系の持続と生物多様性の保全に貢献できるのだとか。 つまり、小さなスペースでも、エコガーデンが点在するようになれば、屋敷森と同様の役割を果たすというわけ。 ここでは野鳥や蝶などの食餌となる自生植物のデータベースや呼びたい野生動物にあわせた庭のデザインなど、多様な動植物が調和して生息できる庭づくりの情報を得ることができる。

 

2006.03 エコガーデニングのモデル庭園、生態園「ひるぜんリザーブ」の制作を開始しました。

2005.09.08 岡山県真庭市ひるぜん川上小学校にて全校児童対象に『アフリカの人と自然』と題した講演会実施。

2005.08.28 「地球博 地球市民村 国際シンポジウム−市民による都市の自然回復」にパネラーとして参加。 「エコガーデニング」の考え方を紹介。

2005.04.28−29 「愛 地球博」内「地球市民村」にてNPO「生態教育センター」と共同してエコガーデンづくりを実施。

エコフガーデンの植栽計画図

 


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 所在地 : 〒717-0601  岡山県真庭郡川上村湯船 6−1 

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